最近コンビニでタバコをカートン買いしてもライターをくれなくなった。
カートン買いしてライターをくださいと言うと、違法になると言って断られた。
サービスライターって違法なの？
コンビニでのタバコカートン買いのサービスライターについて、こちらの記事をご覧いただき、ありがとうございます。
サイト管理人の木須と申します。
この記事では、コンビニにおいてのタバコカートン買いのサービスライターについて
・タバコの景品が『法律違反のおそれ』という指摘
・カートン買いのサービスライターはコンビニ各店によるサービス
・カートン買いのサービスライターは違法ではない
以上の内容でご紹介しています。
お得なタバコのまとめ買いの為に、是非ご活用ください！
タバコの景品が『法律違反のおそれ』という指摘
タバコの販促景品
コンビニの店頭でかつてよく見た光景として
タバコメーカーが自社のタバコの売り込みの為に景品を付けてキャンペーンを行っていました。
ライターや携帯灰皿、小物入れ、USBハブ、マウス、缶コーヒー、清涼タブレット菓子など
様々な景品をタバコにベタ付けして販売していましたよね。
特に新商品のタバコが発売されたタイミングなどに多くありました。
タバコは普通、自分の吸う銘柄が決まっている消費者がほとんどなので、別の銘柄を買って試してみようという人が少ないんですね。
一部の新しいもの好きの喫煙者以外には、せっかく新商品を発売したのに、試してもらうことすらできないということになります。
これを打開するためにメーカーが取っていたのが、新発売のタバコに景品をつけてお得感を出すという戦略でした。
やっぱり、何かおまけがつくなら一箱くらい買ってみようかという人も多かったです。
ところが、最近これを見なくなった、と思われている方もいらっしゃるでしょう。
実は2016年末からタバコメーカーが自粛として、景品のキャンペーンをやめてしまったんです。
タバコの景品ベタ付けキャンペーン自粛の理由
なぜメーカーは景品ベタ付けのキャンペーンを自粛するようになったのか。
これは、財務省からの指摘が原因でした。
たばこ事業法という法律があり、この法律では、小売定価でなければたばこを販売してはならない、と定められています。
景品として缶コーヒーやお菓子や雑貨などを付けることは、実質的に値引きではないかという観点から
特に、クーポンという形での値引き券や引換券を景品にすることが問題視されて
『法律違反の恐れがある』という表現での指摘に繋がりました。
景品競争の結果
確かに、段々と景品が豪華になっていったように記憶しています。
これもメーカー各社の自社製品への顧客の囲い込みという競争のせいだったんでしょうね。
タバコのロゴ入りのライター、灰皿などから
USBのマウスなんかが出てきたときは驚きました^^;
特に缶コーヒーやガムはタバコ購入との相性が良くて、お客様にも喜ばれていましたね。
財務省としても以前から問題視はしていたそうですが
景品キャンペーンがどんどん過熱してきたことで、警告を発したという経緯のようです。
カートン買いのサービスライターはコンビニ各店によるサービス
カートン買いのサービスライターについて
カートン買いというと、タバコを10個入りのパッケージのまま購入すること、つまりはまとめ買いです。
まとめて買っていただいたことに対するサービスとして、コンビニではライターを付けることが慣例でした。
これは、メーカー主導ではなく、コンビニ各店の自発的なサービスです。
まれにメーカーからライターが提供されることもありましたが
カートン買い用のサービスライターは、基本的にはコンビニの店舗が用意したライターなんです。
カートン買いは、店舗によって対応が違う
カートン買い時のサービスについては、お店によって異なります。
サービスレベルで他店に負けるわけにはいかないという理由で、ほとんどのお店で慣例的に実施されていただけで
決して強制的にやらなくてはいけないというモノではありませんでした。
2016年末以前は、メーカーキャンペーンで景品としてついていたライターがよく余っていました。
お店によってはこの余ったライターを、カートン買いのサービスライターとして利用していたお店もあります。
カートン買いのサービスライターは違法ではない
サービスライターとベタ付けの景品は別物
上記のように、カートン買いのサービスライターと、メーカーキャンペーンの景品は性質が異なっています。
2016年末で景品ベタ付けのキャンペーンが無くなったのは
『法律違反の恐れ』があるという指摘を財務省から受けて、メーカーが『自粛』しているということになっています。
この件と、カートン買いのサービスライターは別件なので
サービスライターについては現在のところ、違法または違法の恐れがあるとは言われていません。
本質的には同じでは？
ここまで読んでいただいた内容を振り返ると
サービスライターとベタ付けの景品は本質的には同じじゃないか？
と思われる方も多いと思います。
結局のところそうですよね^^;
・キャンペーン対象のタバコを買えば景品が付いてくる
・10個入りでタバコを買えばライターが付いてくる
という両者なので、実質同じことだと言えると思います。
サービスライターを巡る、コンビニ毎の対応の差の広がり
お店側としては、サービスライターも経費の一つです。
ただでさえ薄利のタバコ販売に対するサービスということで、できればしたくないな…
というのがお店側の心情なんです。
2016年末にメーカー側に景品自粛の動きがあったので、これに便乗してサービスライターもやめるというお店も出てきました。
便乗というか、実質同じことなので違法の恐れがあるとも言えますからね。
ただ、現在は明確に指摘されていないので、他店との差別化の一つとして、サービスライターを継続してお渡ししている店舗もあります。
現在、カートン買いしたときにサービスライターをもらえるかどうかは、お店によって対応の差が広がっているという状況です。
サービスライターが欲しい場合、もらえるお店なのかどうかは確認しなくては分かりません。
買い物する前に口頭で確認するか、実際にそのお店で買った人の口コミで確認するなど、少し手間が必要ですね。
少しでもお得に買い物したいのであれば
サービスライターをもらえるお店を探して、タバコのまとめ買いするための店として利用するようにしましょう！
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