コンビニで切手を買う時、重さは量ってもらえないの?
郵便局、コンビニの公式見解はどうなっているの?
コンビニでも切手が買えるので、郵便局よりも身近で便利ですよね!
でも、出したい郵便物に必要な切手の金額が分からないときもありますね。
切手の金額を調べるために重さを量ってもらいたい!
そこでコンビニに行ってお願いしてみたら、断られたことがある。
そんな経験はありませんか?
コンビニでの郵便物の重さ確認について、こちらの記事をご覧いただきありがとうございます。
サイト管理人の木須と申します。
この記事では、コンビニでの重さの計測について
・コンビニが郵便局から委託されている業務内容
・本部の方針と郵便局からコンビニへの依頼
・重さを量ってから切手を買いに行きましょう
以上の内容でご紹介しています。
コンビニでの郵便物計量に関する事情を詳しくご紹介していきます。
是非最後までご覧くださいね!
コンビニが郵便局から委託されている業務内容
切手やはがきの販売業務
切手やはがきの販売
これが、郵便局からコンビニが委託されている業務です。
郵便局の販売所の一つとして行う業務で、切手の販売のみを行っており、それ以外の郵便業務は郵便局での取り扱いになります。
郵便料金を決定するのはコンビニではない
切手の販売以外、その中でも郵便料金を決定するのは、当然ながら郵便局です。
郵便料金は郵便物のサイズと重さによって決まっており、郵便物を郵便局に持ち込めば、それに応じて料金を計算してくれます。
コンビニのサービスでは重さは量れない
さて、この郵便局が決めている料金を知るために、重さを量りたいという要望です。
これをコンビニ店員がサービスで行うことはできません。
重さを量り、料金がいくらです、と案内するのは、その郵便物の料金の決定とも言えるからです。
ただ、切手を販売している販売所として、郵便料金の設定をお知らせするのは当然のサービスですよね。
この郵便物の料金はいくらですと断定はできませんが、何センチのサイズで何グラムの重さなら料金はいくらに設定されています、という案内は可能ということです。
料金表は郵便局からコンビニにも配布されていて、基本的には各お店に用意されています。
コンビニにある切手の種類はコレ!郵便料金はサイズと重量で決まるにも載せていますので、今すぐ確認したいという方はこちらをどうぞ!
本部の方針と郵便局からコンビニへの依頼
では、なぜコンビニでは重さを量れないのか?
こちらでは、その事情と理由をご説明していきます。
郵便局からコンビニへ量らないように依頼
昔はコンビニでも、切手販売に付帯するサービスとして、郵便物の重さを量るお店が多くありました。
しかし近年では、郵便局からコンビニに、お客様の郵便物の重さを量らないように依頼が来ているのです。
コンビニチェーン本部の方針
コンビニのチェーン本部でも、この郵便局からの依頼を受けて、重さの計量をお断りする方針をとっているところがほとんどです。
例えば、ローソンでは以下の文言を店頭やHPで掲出しています。
※関係法令等により、お客様の郵便物の計量・計測は認められておりません。お客様ご自身で確認いただくか、郵便局にお申し出いただくようお願いいたします。
この郵便局からの依頼と、それを受けたコンビニ本部の方針が、コンビニのお店で計量をお断りする理由です。
計量をお断りしはじめた背景
①コンビニで重さを量ってもらい、料金がいくらですと言われてその通りの切手を購入、ポストに投函した。
②郵便局で集荷した後の計量で切手の料金が不足していて郵便物が戻ってきた。
そんなトラブルが続いたのがお断りしはじめた理由と思われます。
お客様からすれば、切手を販売しているお店で計量してもらった料金通りの切手を貼っているので、間違いないと思いますからね。
でも、コンビニとしては委託されているのは切手販売業務のみなので、重さを量っているのは、サービスの一環、郵便業務の責任は郵便局。
このような認識の食い違いが背景にあるので、コンビニで計量をするのはトラブルの元ということになったのでしょう。
重さを量ってから切手を買いに行きましょう
コンビニの備品のはかり
コンビニの備品のはかりは、各店舗が独自に用意していることも多いです。
はかり売りなどの商売で使用する場合のはかりは、検定を受けている必要があります。
逆に言えば、商売での使用ではない、作業で使用するために用意しているはかりは、必ずしも検定を受けているはかりでなくても良いということになります。
ほとんどのコンビニでははかり売りをしていないので、商売に使用するはかりではありません。
コンビニのはかりは、検定を受けているかどうかは分からないというワケですね。
セルフはかりが設置されている店舗もある
チェーン本部の方針
関係法令で認められていない
トラブルの元になる
以上の理由からコンビニでは、郵便物の重さは量ってもらえません。
郵便物の計量計測は郵便局でやってもらうか、自分で確認するの二択となります。
数あるコンビニの中には、この自分で確認するというのを店頭でできるようにしている店舗もあります。
つまり、はかりを設置してセルフで使えるようにしてあるという形ですね。
その場合でも郵便料金の確認は自己責任という点を理解したうえで使用するというのを念頭に置いておいてください。
とは言え、セルフのはかりがある店舗も少数派です。
切手を買う時には事前にサイズ・重さを量り、金額を確認してからコンビニへ行くというのが良いでしょう。
コンビニの切手については以下のコンテンツもご紹介しています。
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コンビニで重さを量る行為は同意があっても郵便法に違反しているため犯罪になります。
同意があっても殺人が認められないのと同じです。
「人間だから情に訴えれば~」と言うのは卑怯でしょう。
ちなみに私はそんなことを言ってくる人には「これによって私が店を首になったり、前科がついた場合、私はあなたに今後一生養ってもらえますか?それに同意していただけるなら量りましょう。無理なら郵便局に行ってください。」と確認することにしています。
これは、未成年の酒・タバコに関しても同じです。
ご指摘いただきありがとうございます。
記事内容に問題があり、申し訳ございません。
問題点を修正いたしました。
他にも当サイト内で問題等ありましたら、お手数おかけしますが
ご指摘いただければ幸いです。