こんにちは!「コンビニぐらし」の木内澄也です。
コンビニ業界に20年以上従事し、店長として多くの新人スタッフを見てきました。
「またミスした…店長に冷たくされた…」
「責められて、もう行きたくない…」
「自分はダメなんじゃないか…」
バイトを始めたばかりの頃、こんな気持ちになること、ありますよね。
私が店長時代、落ち込んでいる新人スタッフを何人も見てきました。
中には、泣いてしまうスタッフもいました。
でも、ここで一つ、はっきりお伝えしたいことがあります。
コンビニバイトでミスは、誰でも起こります。
私自身も、新人時代は本当にミスばかりでした。
お釣りを間違える、商品を入れ忘れる、温めを忘れる。
毎日のように怒られていました。
でも、20年以上この業界で働き、店長にもなれました。
大事なのは、ミスそのものより「その後どう動くか」です。
この記事では、店長経験のある私が、責められたときの正しい受け止め方と、立ち直るための考え方をお伝えします。
- コンビニバイトでミスは誰でも起こる
- 怒られた時にまず意識すべき3つのこと
- 店長・先輩が厳しく見える理由
- 落ち込みすぎないための考え方
- どうしてもつらい時の対処法
お客様に怒られたときや商品を壊したときについても別記事で解説していますが、今回は「ミスで責められて落ち込んでいる新人」に向けて、温かいメッセージを届けたいと思います。
今、落ち込んでいるあなたへ。
大丈夫です。あなたは一人じゃありません。
一緒に、前を向いて歩いていきましょう。
コンビニバイトでミスは誰でも起こる

初期は慣れの問題が大きい
まず、最初に理解してほしいことがあります。
新人がミスをするのは、当たり前です。
これは、あなただけではありません。
私が店長として20年以上見てきた中で、最初からミスをしなかった人は一人もいません。
新人がミスをする理由
- 覚えることが多すぎる
- レジ操作に慣れていない
- お客様対応に慣れていない
- 商品の場所を覚えていない
- 作業の優先順位が分からない
- 緊張して頭が真っ白になる
コンビニは、見た目以上に複雑な仕事です。
レジ操作だけでも、何十種類ものボタンがあります。
商品は数千種類あります。
これらすべてを、すぐに完璧にこなせる人なんていません。
慣れるまでの期間
- 1週目:何がなんだか分からない
- 2週目:少しずつ流れが見えてくる
- 1ヶ月:基本的な作業ができるようになる
- 3ヶ月:一人で回せるようになる
- 6ヶ月:自信を持って働ける
私の店舗では、新人が一人前になるまで、3ヶ月はかかると見ていました。
それまでは、ミスをして当然なのです。
“完璧にやろう”としすぎる人ほど焦ってミスを重ねる
私が店長として見てきた中で、気づいたことがあります。
真面目な人ほど、ミスを重ねやすい
これは、逆説的ですが本当です。
完璧主義のデメリット
- 一つのミスが気になって焦る
- 焦ってさらにミスをする
- 「完璧にできない自分はダメだ」と落ち込む
- 自信を失う
- また焦る
私の店舗で、非常に真面目な学生がいました。
その学生は、完璧を求めるあまり、毎日のようにミスをして落ち込んでいました。
私はその学生に、こう伝えました。
「完璧を目指さなくていいよ。80点でいい。まずは落ち着いて、一つずつ確実にやろう」
その言葉をきっかけに、その学生は少しずつ落ち着いて働けるようになりました。
大切なのは、完璧さではなく、成長
成長のポイント
- 昨日よりも今日、少しでも良くなればOK
- ミスを減らすことより、同じミスを繰り返さないこと
- 完璧を目指すより、着実に成長すること
私が店長として新人に伝えていたのは、「焦らなくていい。一歩ずつ進もう」ということでした。
店側も「新人のうちは仕方ない」と理解している
ここで、店長の本音をお話しします。
店長は、新人がミスをすることを分かっています。
怒っているように見えても、内心では「新人だから仕方ない」と理解しているのです。
店長の本音
- 新人がミスをするのは当たり前
- 最初から完璧な人なんていない
- 大切なのは、成長する姿勢
- ミスよりも、隠すことの方が問題
私が店長時代、新人のミスで本気で怒ったことはほとんどありません。
むしろ、「これも経験だな」と思っていました。
怒られる≠見放された
誤解しないでほしいこと
- 怒られる=期待されている
- 怒られなくなる=見放された可能性も
- 厳しい指導=成長してほしいという思い
私が店長として最も心配だったのは、「もう何も言われなくなったスタッフ」でした。
それは、期待を諦められたサインかもしれないからです。
怒られているうちは、まだ期待されています。
怒られた時にまず意識すべき3つのこと
1. 感情的に受け取らない
ミスをして怒られたとき、最も大切なのは「感情的に受け取らない」ことです。
感情と事実を分ける
分けるべきこと
- 店長の怒り(感情)
- あなたのミス(事実)
- あなたの人格(関係ない)
店長が怒っているのは、「ミス」に対してです。
あなたという「人間」を否定しているわけではありません。
感情的に受け取るとどうなるか
悪循環
- 「自分はダメな人間だ」と思う
- 自信を失う
- さらにミスをする
- また怒られる
- もっと落ち込む
私の店舗で、この悪循環に陥ったスタッフを何人も見てきました。
冷静に受け取る方法
冷静になるコツ
- 深呼吸する
- 「怒られている=ミスを指摘されている」と理解する
- 「自分の人格とは別」と切り分ける
- 何を改善すべきか、事実だけを見る
お客様に怒られたときと同じで、感情と事実を分けることが大切です。
2. まず「謝る」より「聞く」
怒られたとき、とっさに「すみません!」と謝ってしまいますよね。
でも、それだけでは不十分です。
謝るだけでは不十分な理由
- 何に謝っているのか分からない
- 同じミスを繰り返す可能性
- 店長の話を聞いていない印象
- 反省していないと思われる
私が店長時代、「すみません、すみません」と連呼するスタッフがいました。
でも、同じミスを繰り返すので、「聞いているのか?」と思っていました。
正しい対応
- まず、最後まで話を聞く
- 何がダメだったのか理解する
- 「申し訳ございませんでした。次から〇〇します」と具体的に伝える
- 実際に改善する
「聞く→理解する→謝る→改善する」
この流れが大切です。
私が店長として最も評価していたのは、「すぐに謝るスタッフ」ではなく、「話を聞いて理解し、改善するスタッフ」でした。
3. 同じミスを繰り返さない工夫を考える
怒られた後、最も大切なのは「同じミスを繰り返さない」ことです。
繰り返さないための工夫
工夫の例
- ミスをメモする
- なぜミスをしたか原因を考える
- どうすれば防げるか対策を考える
- チェックリストを作る
- 先輩にコツを聞く
私の店舗で、ミスが多かった新人がいました。
その新人に、「ミスノートを作ってみたら?」と勧めました。
ミスノートの内容
- 日付
- どんなミスをしたか
- なぜミスをしたか(原因)
- 次からどうするか(対策)
このノートを作り始めてから、その新人のミスは劇的に減りました。
3ヶ月後には、店舗で最も信頼されるスタッフの一人になっていました。
同じミスを繰り返さないことの重要性
- 同じミスを繰り返すと、信頼を失う
- 成長していないと思われる
- 店長も「もう注意したのに…」とがっかりする
逆に、同じミスを繰り返さなければ、「この人は成長している」と評価されます。
商品を壊したときの記事でも触れていますが、ミスから学ぶ姿勢が最も大切です。
店長・先輩が厳しく見える理由
忙しさで言い方がきつくなるだけのことも多い
店長や先輩の言い方が厳しいと感じることがありますよね。
でも、それは必ずしもあなたを責めているわけではありません。
忙しさの影響
- 夕勤のピーク時は余裕がない
- レジが行列、品出しも追いつかない
- 店長も先輩もいっぱいいっぱい
- 言い方がきつくなる
私が店長時代、忙しいときは確かに言い方がきつくなっていました。
「早く!」「なんでこうなるの!」
冷静なときなら言わない言葉も、つい出てしまうことがありました。
店長の反省
- 後で「きつく言いすぎたかな…」と反省する
- でも忙しくて謝るタイミングを逃す
- スタッフが落ち込んでいると気づいても、声をかけられない
私が店長時代、きつく言ってしまった後、「あとでフォローしよう」と思いながら、忙しさに紛れて忘れてしまうことがありました。
受け取り方のコツ
- 「今、忙しいから言い方がきついんだな」と理解する
- 言葉の裏にある意図を見る
- 「私を責めている」ではなく「状況を改善したい」と捉える
忙しいときの厳しい言葉は、あなた個人への攻撃ではありません。
状況への焦りが、言葉に出ているだけです。
「成長してほしい」という期待の裏返しの場合も
店長や先輩が厳しいのは、実は「期待しているから」かもしれません。
期待の裏返し
- 「もっとできるはず」という思い
- 「成長してほしい」という願い
- 「この人なら大丈夫」という信頼
私が店長時代、最も厳しく指導したスタッフは、実は最も期待していたスタッフでした。
「この人は伸びる」
そう思うからこそ、厳しく言うのです。
期待していないスタッフへの態度
- 何も言わなくなる
- 放置する
- 「まあ、いいか」と諦める
これが、実は最も危険なサインです。
私が店長として最も悲しかったのは、「もう何も言われなくなったスタッフ」が辞めていくことでした。
厳しさの意味
- 怒られている=まだ期待されている
- 厳しく指導される=成長を願われている
- 何も言われない=見放されている可能性
今、厳しく言われているあなたへ。
それは、期待されている証拠かもしれません。
本気で怒るより「無関心」の方が危険
最後に、店長の本音を一つお伝えします。
「無関心」が最も危険です。
私が店長として最も避けたかったのは、スタッフに無関心になることでした。
無関心のサイン
- ミスをしても何も言わない
- 成長を期待しない
- シフトを減らす
- 必要最低限の会話しかしない
これらは、「もう期待していない」というサインです。
私の店舗で、こうなったスタッフは、ほぼ全員が辞めていきました。
怒られることの意味
- まだ関心を持たれている
- 成長を期待されている
- 店舗の一員として見られている
今、怒られて落ち込んでいるあなたへ。
それは、あなたがまだ期待されている証拠です。
無関心になられるよりも、ずっといいことなのです。
落ち込みすぎないための考え方
「失敗=経験の一部」と捉える
ミスをして落ち込むとき、視点を変えてみましょう。
失敗は、経験の一部です。
失敗のない成長はありません。
失敗から学べること
- どうすれば防げるか
- どこに注意すべきか
- 自分の弱点
- 改善の方法
私が店長として成長できたのは、新人時代に数え切れないほどのミスをしたからです。
失敗を経験に変える方法
- 「失敗した」ではなく「経験を積んだ」と捉える
- 「これで一つ賢くなった」と思う
- 同じミスをしなければ、成長したことになる
私の店舗で、最初はミスばかりだった新人が、半年後には店舗で最も頼りになるスタッフになっていました。
その人に秘訣を聞くと、「ミスを全部経験だと思っていました」と言っていました。
成功している人も最初は同じように失敗している
今、あなたは落ち込んでいるかもしれません。
でも、知ってほしいことがあります。
成功している人も、最初は失敗ばかりでした。
私自身、新人時代は本当にダメダメでした。
私の新人時代
失敗の数々
- お釣りを間違えて、お客様に怒鳴られる
- 商品を床に落として壊す
- レジ操作を間違えて、レジが動かなくなる
- 先輩に「何やってるの!」と怒られる
毎日のように怒られて、泣きそうになっていました。
「自分には向いていないんじゃないか…」
何度も思いました。
でも、続けました。
一つずつ、確実に覚えていきました。
そして、20年以上この業界で働き、店長にもなれました。
あなたも必ず成長できる
成長のプロセス
- 今のあなた:ミスばかりで落ち込んでいる
- 1ヶ月後のあなた:少しずつ慣れてくる
- 3ヶ月後のあなた:一人で回せるようになる
- 半年後のあなた:自信を持って働いている
このプロセスは、誰もが通る道です。
今は辛いかもしれませんが、必ず乗り越えられます。
感情を切り替える簡単な習慣
落ち込んだ気持ちは、意識的に切り替えることができます。
切り替えの習慣
習慣1:帰り道で深呼吸
- ゆっくり深呼吸を3回
- 「今日のことは今日まで」と心の中で言う
- 明日は新しい日
習慣2:同僚と話す
- 「今日、こんなミスしちゃった」と話す
- 同僚も「私もあるよ」と言ってくれる
- 「自分だけじゃない」と分かる
習慣3:好きなことをする
- 好きな音楽を聴く
- 好きな食べ物を食べる
- 好きなドラマを見る
習慣4:早めに寝る
- その日は早く寝る
- 翌朝、新しい気持ちで起きる
習慣5:自分を褒める
- 「今日も頑張った」と自分を褒める
- 小さな成功を見つける
- 「昨日よりできるようになった」と認める
私が新人時代、帰り道で必ずやっていたのが、深呼吸でした。
それだけで、気持ちが少し楽になりました。
人間関係でも触れていますが、ストレス管理は長く働き続けるコツです。
どうしてもつらい時は
店長や同僚に一言相談してみる
どうしても辛いとき、一人で抱え込まないでください。
相談することの大切さ
- 一人で抱え込まなくていい
- アドバイスがもらえる
- 誤解が解けることも
- 店長が配慮してくれることも
私が店長時代、落ち込んでいるスタッフには、「何か困ってる?」と声をかけていました。
でも、スタッフから言ってくれる方が、ずっと助かります。
相談の仕方
- 「最近、ミスが多くて落ち込んでいます。どうすればいいですか?」
- 「〇〇の作業が苦手で、いつも怒られます。コツを教えてください」
- 「店長の言い方がきつくて、辛いです」
具体的に相談することで、店長も対応しやすくなります。
私が店長時代、こうした相談を受けたときは、必ず時間を取って話を聞いていました。
それでも改善しない場合は環境を変えるのも選択肢
相談しても改善しない。
ミスを減らす努力をしても、責められ続ける。
そんなときは、環境を変えることも選択肢です。
環境を変える選択肢
- 別の店舗に異動する
- 別のチェーンのコンビニに応募する
- 別の業種のバイトを探す
無理に今の環境で頑張る必要はありません。
私が店長時代、「この店舗、合わないかも…」と相談してきたスタッフに、別の店舗を紹介したことがあります。
その店舗では、そのスタッフはとても活躍していたそうです。
環境の相性
- 店長との相性
- 同僚との相性
- 店舗の雰囲気
- 忙しさの度合い
これらが合わないと、どんなに努力しても辛いままです。
環境を変えることは、逃げではありません。
自分に合った環境を見つけることです。
「自分が悪い」と決めつけないことが大切
最後に、これだけは覚えておいてください。
すべてを「自分が悪い」と決めつけないでください。
ミスをしたのは事実かもしれません。
でも、それはあなたの「すべて」ではありません。
自分を責めすぎないために
- ミスは一部分
- あなたという人間の価値とは別
- 誰でもミスはする
- 成長の過程にいる
私が新人時代、「自分はダメだ」と思い詰めていました。
でも、先輩から「あなたはダメじゃない。ただ、まだ慣れていないだけ」と言われて、救われました。
あなたは悪くない
伝えたいこと
- あなたは一生懸命頑張っている
- ミスをするのは、成長の証
- 完璧な人なんていない
- あなたには、価値がある
今、落ち込んでいるあなたへ。
あなたは悪くありません。
ただ、まだ慣れていないだけです。
前を向く意思さえあれば、時間が解決してくれます。
まとめ|ミスで責められても、それは成長のチャンス
ミスを責められても、それは「あなたの価値」を否定されたわけではない
この記事で最もお伝えしたかったのは、「ミスで責められても、あなたの価値は変わらない」ということです。
まとめ
- コンビニバイトでミスは誰でもする
- 新人がミスをするのは当たり前
- 店長も「新人だから仕方ない」と理解している
- 怒られる=期待されている証拠
- 大切なのは、同じミスを繰り返さないこと
- 失敗は経験の一部
- 落ち込みすぎない習慣を作る
- つらいときは相談する
- 環境を変えるのも選択肢

大事なのは、失敗を次に活かす姿勢
ミスをすることは、悪いことではありません。
悪いのは、ミスから何も学ばないことです。
成長する人の特徴
- ミスをメモする
- 原因を考える
- 対策を立てる
- 同じミスを繰り返さない
- 一歩ずつ確実に成長する
私の店舗で、最初はミスばかりだったスタッフが、1年後には店長代理になっていました。
その人に秘訣を聞くと、「すべてのミスから学びました」と言っていました。
少しずつ経験を積めば、自然と自信も取り戻せる
今は辛いかもしれません。
でも、必ず乗り越えられます。
成長のプロセス
- 新人:ミスばかりで落ち込む
- 慣れてくる:少しずつできるようになる
- 一人前:自信を持って働ける
- ベテラン:後輩を教えられる
あなたも、必ずこのプロセスを経て成長します。
今は1の段階です。
でも、必ず2、3、4に進めます。
最後のメッセージ
今、ミスで責められて落ち込んでいるあなたへ。
大丈夫です。
あなたは一人じゃありません。
みんな、同じ道を通ってきました。
一歩ずつ、前に進んでいきましょう。
あなたなら、必ずできます。
何かご質問があれば、いつでも「コンビニぐらし」でお待ちしています!
よくある質問(FAQ)
Q1. 毎日のようにミスをして、怒られます。向いていないのでしょうか?
A. いいえ、まだ判断するのは早いです。
判断の目安
- 始めて1週間:ミスは当たり前
- 始めて1ヶ月:まだ慣れていない段階
- 始めて3ヶ月:ここで判断してもいい
私の店舗では、3ヶ月は様子を見ていました。
新人時代にミスばかりだった人が、半年後には店舗で最も頼りになるスタッフになることもありました。
向いていないと判断する基準
- 3ヶ月経っても同じミスを繰り返す
- 改善の努力をしていない
- 毎日が本当に辛い
- 体調を崩すほどストレス
3ヶ月頑張って、それでも辛いなら、その時に判断しても遅くありません。
でも、まだ1ヶ月未満なら、もう少し続けてみてください。
Q2. ミスをした後、店長が冷たくなりました。嫌われたのでしょうか?
A. 嫌われたのではなく、忙しいだけかもしれません。
よくある誤解
- 店長が冷たい=嫌われた
- 実際は:忙しくて余裕がない
私が店長時代、忙しいときはスタッフ全員に冷たくなっていました。
それは、嫌っているわけではなく、余裕がないからです。
確認方法
- 落ち着いたときに話しかけてみる
- 普通に会話できれば、問題ない
- 本当に冷たいままなら、相談してみる
ほとんどの場合、誤解です。
店長も人間なので、忙しいときは余裕がなくなります。
Q3. 同じミスを繰り返してしまいます。どうすればいいですか?
A. ミスノートを作り、原因と対策を書き出しましょう。
ミスノートの作り方
- 日付を書く
- どんなミスをしたか書く
- なぜミスをしたか(原因)を書く
- 次からどうするか(対策)を書く
例:
- 日付:10月15日
- ミス:お釣りを間違えた
- 原因:預り金のレジ入力を誤り、お釣りの表示が間違っていて、計算を暗算でやろうとした
- 対策:必ず電卓で確認する
このノートを作るだけで、ミスは劇的に減ります。
私の店舗でも、多くのスタッフがこの方法で改善しました。
商品を壊したときの記事でも触れていますが、記録することが成長への第一歩です。
Q4. 責められると、頭が真っ白になって何も言えなくなります…
A. それは自然な反応です。深呼吸して、落ち着きましょう。
対処法
- まず深呼吸する
- 「申し訳ございません」と言う
- 話を最後まで聞く
- 「次から気をつけます」と伝える
完璧な対応ができなくても大丈夫です。
私が新人時代も、怒られると頭が真っ白になっていました。
でも、深呼吸するだけで、少し落ち着けます。
練習すれば、必ずできるようになります。
Q5. 先輩が厳しすぎて、毎日が怖いです…
A. まずは店長に相談してみましょう。
相談の仕方
- 「〇〇さんの指導が厳しくて、少し怖いです」
- 「どうすればいいですか?」
店長が気づいていない可能性があります。
私が店長時代、「あの先輩、きつすぎませんか?」と相談を受けたことがありました。
その先輩に注意し、改善してもらいました。
それでも改善しない場合
- 本部に相談する
- 別の店舗への異動を相談する
- 環境を変えることも選択肢
あまりに理不尽な場合は、人間関係の記事も参考にしてください。
無理に耐える必要はありません。
Q6. ミスで責められた後、立ち直れません。どうすればいいですか?
A. 一晩寝て、翌日は新しい気持ちで出勤しましょう。
立ち直る方法
- その日は早く寝る
- 好きなことをして気分転換
- 同僚や家族に話す
- 「明日は新しい日」と自分に言い聞かせる
- 翌日、「昨日は申し訳ございませんでした」と一言伝える
私が新人時代、怒られた翌日は必ず「昨日は申し訳ございませんでした」と伝えていました。
それだけで、店長も「分かってくれているんだな」と安心してくれました。
引きずらないことが大切です。
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私が店長として働いてきて、心から言えることがあります。
ミスをしない人より、ミスから学ぶ人の方が、ずっと成長します。