こんにちは!「コンビニぐらし」の木内澄也です。
コンビニ業界に20年以上従事し、店長として多くの週末限定スタッフを採用してきました。
「平日は学校や本業で忙しいけど、土日だけ働きたい」
「週2日だけのバイトって、迷惑じゃないですか?」
「コンビニで土日限定のシフトって可能ですか?」
こうした質問を、面接や相談の場でよく受けます。
結論から言うと、コンビニで土日だけのバイトは十分可能です。
私が店長時代、実際に土日限定で働いているスタッフが何人もいました。
学生、Wワークの社会人、主婦など、様々な人が土日シフトで活躍していました。
この記事では、店長経験者の視点から、土日シフトの実態・メリット・気をつけたい点を本音で解説します。
- 土日だけのバイトは可能なのか
- 店長から見たメリット
- 注意すべきデメリット
- 続けやすくするコツ
- 店長の本音
シフトの決め方については別記事で詳しく解説していますが、今回は「土日限定」に焦点を当ててお話しします。
あなたが土日バイトに向いているかどうか、判断する材料にしてください。
コンビニで「土日だけ」バイトはできる?

実際に週2勤務のスタッフは珍しくない
まず、「土日だけ」のバイトは本当に可能なのでしょうか。
結論:可能です。むしろ珍しくありません。
私が店長として働いていた店舗では、常に2〜3人の土日限定スタッフがいました。
土日限定スタッフの例
実際のスタッフ構成
- 大学生:土曜17〜22時、日曜9〜17時
- 社会人(副業):土日9〜17時
- 主婦:土日13〜17時
- 高校生:土日10〜15時
このように、様々なパターンで土日限定のスタッフが働いていました。
私の店舗だけでなく、他の店舗でも土日限定スタッフは一般的でした。
なぜ土日限定でもOKなのか
理由
- 土日は平日より忙しく、人手が必要
- 平日メインのスタッフだけでは人員不足
- 学生や副業者は土日しか働けない人が多い
- 固定シフトで入ってくれる人は貴重
私が店長時代、面接で「土日しか働けないんですけど…」と申し訳なさそうに言うスタッフがいました。
私の答えは、「いえいえ、土日に入ってくれるだけで本当に助かります!」でした。
遠慮する必要は全くありません。
チェーンや店舗方針によってOK/NGあり
ただし、すべての店舗で土日限定が可能というわけではありません。
店舗による違い
OK な店舗の特徴
- 人手不足の店舗
- 土日が特に忙しい立地(駅前、繁華街)
- 柔軟なシフト体制を採用している
- 店長が「週2でもOK」という方針
NG な店舗の特徴
- 人員が充足している
- 「週3日以上」を条件にしている
- 店長が「週2は戦力にならない」と考えている
- フルタイム志向の店舗
私が店長時代、本部から「週○日以上」という制限はありませんでした。
店長の判断で、週1でも週2でも採用できました。
ただし、他の店舗では「週3日以上」を条件にしているところもあったようです。
面接時に確認すべきこと
確認ポイント
- 「土日のみの勤務は可能ですか?」と直接聞く
- 求人情報に「週○日以上」と書いてあるか確認
- 「週2でも戦力になれるよう頑張ります」と意欲を示す

採用されやすい時間帯(例:土曜夕方〜日曜午前)
土日限定でも、「どの時間帯に入れるか」で採用されやすさが変わります。
採用されやすい時間帯
- 土曜17〜22時:夕方から夜のピーク
- 日曜9〜13時:朝のラッシュ
- 土日13〜18時:昼から夕方の忙しい時間
- 土日18〜22時:夕方から夜のピーク
これらの時間帯は、特に人手が必要です。
私の店舗でも、これらの時間帯に入ってくれるスタッフは即採用でした。
採用されにくい時間帯
- 土日の早朝(5〜9時):希望者が多い
- 土日の深夜(22時〜翌朝):希望者が多い
- 短時間(2〜3時間だけ):効率が悪い
私が店長時代、「土日の昼間だけ」という希望はよくありましたが、実は昼間は比較的人が足りていました。
逆に、夕方から夜にかけては常に人手不足でした。
ポイント:忙しい時間帯をカバーできるなら「土日限定」でも採用されやすい

私が面接で重視していたのは、「店舗が困っている時間帯に入ってくれるか」でした。
忙しい時間帯にしっかり入ってくれるなら、週2でも大歓迎だったのです。
店長が思う「土日だけ勤務」のメリット
平日より忙しい=短時間でも稼げる
立地によりますが、土日は平日より忙しい店が多いです。
土日の忙しさ
- 来客数が平日の1.5〜2倍
- レジ対応が中心
- 品出しや清掃も平日より多い
- 時間が早く過ぎる
私の店舗では、平日は1時間に30〜50人、土日は1時間に70〜100人のお客様が来ていました。
忙しいことのメリット
- 時間が早く過ぎる(あっという間に終わる)
- 達成感がある
- スキルが早く身につく
- 短時間でも存在感を示せる
私が店長時代、土日限定のスタッフから「4時間があっという間です」という声をよく聞きました。
忙しいからこそ、充実感があるのです。
また、深夜手当ほどではありませんが、土日は時給が高く設定されている店舗もあります。
短時間でも効率よく稼げる時間帯なのです。
シフトが安定しやすい
土日限定のもう一つのメリットが、シフトの安定性です。
シフトの安定性
- 毎週土日に入る固定シフトになりやすい
- 予定が立てやすい
- シフトカットのリスクが少ない
- 収入が安定する
私が店長時代、土日限定のスタッフには、基本的に固定シフトを組んでいました。
「毎週土曜17〜22時、日曜9〜18時」というように、毎週同じシフトです。
固定シフトのメリット
- 毎月の予定が立てやすい
- 収入の見通しが立つ
- 生活リズムが作りやすい
- 他の予定と調整しやすい
平日のスタッフは、シフトが変動することがあります。
でも、土日限定のスタッフは、ほぼ固定でした。
なぜなら、土日に確実に入ってくれる人は貴重だからです。
私の店舗では、土日限定スタッフのシフトを最優先で確保していました。
常連客・スタッフと程よい距離感
土日だけの勤務は、人間関係の面でもメリットがあります。
程よい距離感
- 毎日会うわけではないので、気を使いすぎない
- 人間関係のストレスが少ない
- 新鮮な気持ちで働ける
- トラブルに巻き込まれにくい
私の店舗で、平日は別の仕事をしていて、土日だけコンビニで働いているスタッフがいました。
その人に理由を聞くと、「週2だから、人間関係が楽なんです」とのことでした。
毎日顔を合わせると、時には衝突もあります。
でも、週2だけなら、程よい距離感を保てるのです。
常連客との関係
常連客との関係
- 土日の常連さんと仲良くなれる
- 「あ、今日も来てくれたんですね」という関係性
- 顔を覚えてもらいやすい
- 感謝されやすい
私の店舗の土日限定スタッフは、土日の常連さんから「いつもありがとう」と声をかけられていました。
週2だからこそ、印象に残りやすいのです。
学生・副業に相性が良い
土日限定バイトは、特定の層に非常に相性が良いです。
学生の場合
- 平日は学業に専念できる
- 週末だけ働いて、効率よく稼げる
- 試験期間も調整しやすい
- サークルや友達との時間も確保できる
私の店舗には、多くの大学生が土日限定で働いていました。
「平日は授業とサークル、週末はバイト」というライフスタイルです。
副業の場合
- 本業が平日の人に最適
- 副収入を得られる
- 本業に影響しない
- 気分転換になる
私の店舗で、平日は会社員、土日はコンビニで働いているスタッフがいました。
理由を聞くと、「副収入と気分転換のため」とのことでした。
本業とは違う環境で働くことで、リフレッシュできるそうです。
主婦の場合
- 平日は家事や育児に専念できる
- 週末だけ外に出て、社会とつながれる
- 家族が休みの日に働ける(夫が子供を見られる)
私が店長時代によく言っていたのは、「出られる時間が限られていても、”戦力になる”と思えば喜んで採用します」ということでした。
週2でも、確実に土日に入ってくれるなら、それは十分な戦力なのです。
「土日だけ」で注意したいデメリット・難しさ
新商品や業務変更の情報に遅れやすい
土日だけの勤務には、情報面でのデメリットがあります。
情報の遅れ
よくある問題
- 平日に新商品が入荷していても、土日に初めて見る
- 業務手順が変更されていても、知らない
- POPやキャンペーンの情報が分からない
- 平日のトラブルや変更点を把握していない
私の店舗で、土日限定のスタッフが「この商品、初めて見ました」と言うことがよくありました。
平日に入荷した新商品を、土日に初めて見るのです。
対策
- 出勤したら、まず引き継ぎノートを確認
- 分からないことは、すぐに聞く
- 新商品コーナーをチェックする習慣をつける
- LINEグループなどで情報共有してもらう
私が店長時代、土日限定スタッフには、出勤時に「今週の変更点」を口頭で伝えていました。
また、店舗のLINEグループで、重要な変更点は写真付きで共有していました。
平日メンバーと関係を築きにくい
土日だけの勤務は、人間関係の構築が難しい面もあります。
関係構築の難しさ
よくある問題
- 平日スタッフと顔を合わせない
- チームの一員という感覚が薄い
- 相談できる相手が少ない
- 孤立感を感じることも
私の店舗で、土日限定のスタッフから「平日のスタッフとあまり話したことがない」という声を聞きました。
シフトが完全に分かれているため、接点が少ないのです。
対策
対策方法
- 出勤時、退勤時に必ず挨拶
- 時々、平日に顔を出してみる(可能なら)
- LINEグループで積極的にコミュニケーション
- 店長や社員に相談しやすい関係を作る
私が店長時代、土日限定スタッフには、月に1回程度、平日にも顔を出してもらっていました。
(後述しますが、これが続けるコツでもあります)
平日スタッフとの交流の機会を作ることで、チームの一員という意識が生まれます。
シフトの穴が出ると代わりがいない
土日限定のデメリットとして、代わりがいないという問題があります。
代わりの問題
よくある問題
- 急に休む場合、代わりを見つけにくい
- 土日にしか入らないスタッフ同士で調整が必要
- 店長が穴埋めすることも
- 責任が重く感じる
私の店舗で、土日限定のスタッフが急病で休んだとき、代わりを見つけるのに苦労しました。
平日スタッフは土日に予定があることが多く、代わりに入れないのです。
対策
- 体調管理を徹底する
- 急な休みは極力避ける
- 休む場合は、できるだけ早く連絡
- 可能なら、代わりを自分で探す努力をする
私が店長として土日限定スタッフに伝えていたのは、「土日は特に人手が足りないから、できるだけ休まないでね。でも、無理はしないで」ということでした。
店長視点の一言:「週2だと成長がゆっくりになる。焦らず、できる範囲を確実に覚えるのが大事。」
私が店長時代、週2のスタッフには、成長のペースについても説明していました。
週5で働くスタッフは、1ヶ月で20日勤務します。 週2のスタッフは、1ヶ月で8日勤務です。
単純計算で、成長スピードは2.5倍違います。
でも、それでいいのです。
焦らず、自分のペースで、確実に覚えていけば問題ありません。
続けやすくするためのコツ
事前連絡をマメに(信頼されやすい)
土日限定のスタッフが長く続けるコツの一つが、こまめな連絡です。
こまめな連絡の重要性
連絡すべきこと
- シフト希望(次月の予定)
- 休み希望(試験、旅行など)
- 遅刻しそうなとき
- 体調不良のとき
私が店長時代、土日限定のスタッフで長く続いている人の共通点は、「連絡がマメ」でした。
良い例
- 「来月の試験期間(○日〜○日)は休みたいです。早めにお伝えします」
- 「明日の出勤ですが、電車が遅れています。10分遅れそうです」
- 「来月も引き続き、毎週土日で入れます」
こうした連絡をしてくれるスタッフは、店長から信頼されます。
悪い例
- 「明日休みます」(当日朝の連絡)
- シフト希望を締切過ぎてから出す
- 無断欠勤
- 連絡が取れない
こうしたスタッフは、残念ながら信頼を失います。
週2だからこそ、連絡をマメにすることで、「この人は信頼できる」と思ってもらえるのです。
土日の固定シフトを提案する
土日限定で働くなら、固定シフトを提案することをおすすめします。
固定シフトとは
- 「毎週土曜17〜22時、日曜9〜18時で固定でお願いします」
- 「毎週土日13〜18時で固定でお願いします」
私が店長時代、土日限定のスタッフには、できるだけ固定シフトを組んでいました。
固定シフトのメリット
- 店長がシフトを組みやすい
- あなたも予定が立てやすい
- 収入が安定する
- 「この人は確実に入ってくれる」という信頼
固定シフトを提案することで、店長にとってもあなたにとっても、Win-Winになります。
ただし、固定シフトは「確実に入る」という約束でもあります。
簡単に休まないという責任も伴います。
1〜2ヶ月に1回、平日ヘルプに出ると関係が良好に
これは意外なコツですが、非常に効果的です。
平日ヘルプのメリット
- 平日スタッフと顔を合わせられる
- 店舗全体の雰囲気を知れる
- 「土日だけじゃないんだ」と好印象
- 店長から感謝される
私の店舗で、土日限定のスタッフが、月に1回程度、平日にも顔を出してくれていました。
その人は、店舗全体から信頼されていました。
具体的な提案
- 「平日、人手が足りないときがあれば、言ってください。可能な範囲でヘルプします」
- 「来月の平日、1日だけ入れそうです。人が足りない日はありますか?」
こうした提案をしてくれるスタッフは、店長としては本当にありがたかったです。
無理に平日も入る必要はありません。
でも、たまに顔を出してくれるだけで、関係性は大きく変わります。
仕事内容をメモ・チェックリスト化
週2の勤務だと、仕事を忘れやすいです。
メモの重要性
メモすべきこと
- レジ操作の手順
- よく聞かれる質問と答え
- 商品の場所
- トラブル時の対応
- 業務の優先順位
私の店舗で、土日限定のスタッフがノートを作っていました。
「忘れないように、全部メモしてます」と言っていました。
チェックリストの活用
- 出勤時:引き継ぎノート確認、レジ釣り銭確認
- 勤務中:品出し、前出し、清掃
- 退勤時:レジ締め、引き継ぎ事項記入
チェックリストを作っておくと、何をすべきか一目で分かります。
週2だからこそ、こうした工夫が大切です。
ミス対応の記事でも触れていますが、メモを取る習慣は成長を早めます。
実際どう?店長の本音
「土日専属バイトは助かるけど、”連携が取れるか”が大事」
ここで、店長としての本音をお話しします。
土日専属バイトへの評価
店長の本音
- 土日に確実に入ってくれるなら、本当に助かる
- ただし、「連携」が取れるかが重要
- 週2でも、コミュニケーションがしっかりしていれば問題ない
- 逆に、連携が取れないと、トラブルの元になる
私が20年以上働いてきた中でも、土日専属のスタッフで成功した人、失敗した人を見てきました。
成功する土日専属スタッフ
- 連絡がマメ
- 分からないことをすぐ聞く
- 引き継ぎをしっかりする
- 責任感がある
- たまに平日にも顔を出す
こうしたスタッフは、週2でも店舗にとって貴重な戦力でした。
失敗する土日専属スタッフ
- 連絡が遅い、または取れない
- 分からないことを聞かずに、勝手に判断する
- 引き継ぎをしない
- 急に休むことが多い
- 平日スタッフとの交流がゼロ
こうしたスタッフは、残念ながら長続きしませんでした。
週2だからこそ、コミュニケーション力と責任感が重要なのです。
コミュニケーション力と責任感が続けるカギ
私が店長として土日専属スタッフに期待していたのは、「高いスキル」ではなく、「コミュニケーション」と「責任感」でした。
コミュニケーション力
- 挨拶をする
- 分からないことを聞く
- 報告・連絡・相談をする
- 他のスタッフと協力する
週2だからこそ、意識的にコミュニケーションを取る必要があります。
責任感
- 決めたシフトは守る
- 急な休みは極力避ける
- 自分の仕事は最後まで やり遂げる
- 引き継ぎを丁寧にする
こうした責任感があれば、週2でも十分に戦力になります。
私が店長時代、土日専属のスタッフに「あなたのおかげで土日が回っています。ありがとう」と伝えていました。
週2でも、確実に貢献できるのです。
まとめ
土日限定でも十分戦力になる
この記事で最もお伝えしたかったのは、「土日限定でも、十分に戦力になれる」ということです。
土日限定バイトのまとめ
メリット
- 土日は忙しいので、短時間でも稼げる
- シフトが固定されやすく、予定が立てやすい
- 人間関係のストレスが少ない
- 学生・副業・主婦に最適
デメリット
- 情報が遅れやすい
- 平日スタッフと関係を築きにくい
- 代わりがいないプレッシャー
- 成長がゆっくり
続けるコツ
- こまめな連絡
- 固定シフトの提案
- たまに平日にも顔を出す
- メモ・チェックリストの活用
- コミュニケーションと責任感
私が店長として働いてきた経験上、土日専属のスタッフは本当に助かる存在でした。
週2でも、確実に入ってくれるなら、それは貴重な戦力です。
忙しい時間帯を支える立場として感謝されやすい
お店によっては、土日は最も忙しい時間帯です。
その忙しい時間帯を支えてくれるのが、土日専属のスタッフです。
店長からの感謝
- 「土日に入ってくれて、本当に助かる」
- 「あなたがいるから、土日が回る」
- 「週2でも、十分な戦力です」
私が店長時代、土日専属のスタッフには、定期的に感謝の言葉を伝えていました。
週2だからこそ、その貢献が際立つのです。
お客様からの感謝
お客様の声
- 「いつも土日に会いますね」
- 「忙しい中、ありがとう」
- 「あなたがいるとスムーズですね」
土日の常連さんからも、感謝されやすい立場です。
私の店舗の土日専属スタッフは、多くのお客様から顔を覚えられ、感謝されていました。
週2だからこそ、印象に残りやすいのです。
“自分のペースで続けたい人”に向いている働き方
最後に、土日限定バイトはどんな人に向いているかをまとめます。
向いている人
こんな人におすすめ
- 平日は学校や本業で忙しい
- 週末だけ働いて、効率よく稼ぎたい
- 人間関係のストレスを減らしたい
- 自分のペースで続けたい
- 短時間勤務を希望している
私が店長として見てきた中で、土日限定で長く働いているスタッフは、こうした特徴を持っていました。
向いていない人
逆に、以下のような人は土日限定に向いていないかもしれません。
向いていない人
- 毎日働いて、たくさん稼ぎたい
- チームの一員としてガッツリ働きたい
- 早く成長したい
- 平日の方が都合がいい
そういう人は、平日メインのシフトや、週4〜5日の勤務を検討した方がいいでしょう。
シフトの決め方については別記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。
最後に
土日限定のバイトは、決して「中途半端」ではありません。
むしろ、忙しい土日を支える、重要な役割です。
私も20年以上働いてきて、土日専属のスタッフには何度も助けられました。
週2でも、確実に入ってくれる。 コミュニケーションを大切にしてくれる。 責任感を持って働いてくれる。
そんなスタッフは、店舗にとってかけがえのない存在です。
「土日しか働けないから申し訳ない…」と思う必要はありません。
自信を持って、「土日に入ります!」と言ってください。
店長は、きっと喜んで迎えてくれるはずです。
何かご質問があれば、いつでも「コンビニぐらし」でお待ちしています!
よくある質問(FAQ)
Q1. 土日だけのバイトでも、面接に受かりますか?
A. はい、十分に受かる可能性があります。
特に、以下の条件を満たせば、採用されやすいです。
採用されやすい条件
- 忙しい時間帯(夕方〜夜)に入れる
- 固定シフトで継続的に入れる
- 責任感とコミュニケーション力がある
- 「土日は確実に入ります」と約束できる
私が店長時代、面接で「土日だけですけど大丈夫ですか?」と聞かれたら、「もちろん!むしろ助かります」と答えていました。
ただし、店舗によっては「週3日以上」を条件にしているところもあるので、面接時に確認しましょう。
Q2. 土日だけだと、給料は少ないですか?
A. 勤務時間によりますが、効率は良いです。
例:時給1,200円、土日各8時間勤務の場合
- 土曜:1,200円 × 8時間 = 9,600円
- 日曜:1,200円 × 8時間 = 9,600円
- 週2日で19,200円
- 月8日で76,800円
短時間でも、土日は時給が高めに設定されている店舗もあるので、効率よく稼げます。
深夜手当ほどではありませんが、日勤よりは稼ぎやすい時間帯です。
Q3. 土日だけだと、仕事を覚えるのが遅くなりますか?
A. はい、週5のスタッフよりは遅くなります。
これは仕方のないことです。
でも、焦る必要はありません。
対策
- メモを取る習慣をつける
- 分からないことはすぐに聞く
- チェックリストを作る
- 自分のペースで確実に覚えていく
私が店長時代、週2のスタッフには「焦らず、確実に覚えていこうね」と伝えていました。
ミス対応の記事でも触れていますが、大切なのはミスをしないことではなく、確実に成長することです。
Q4. 土日だけだと、シフトを減らされやすいですか?
A. いいえ、むしろ減らされにくいです。
土日は人手が必要な時間帯なので、土日に入ってくれるスタッフのシフトは優先的に確保されます。
シフトカットの記事でも触れていますが、削られやすいのは平日のシフトです。
土日のシフトは、むしろ安定しています。
ただし、急に休むことが多いと、シフトを減らされる可能性はあります。
確実に入ることが、シフトを守る鍵です。
Q5. 土日だけでも、昇給はありますか?
A. はい、あります。
昇給は、勤務日数ではなく、勤務態度や勤続年数で決まります。
昇給のポイント
- 責任感を持って働く
- コミュニケーションを大切にする
- ミスを減らす努力をする
- 長く続ける
私の店舗では、土日専属のスタッフでも、半年〜1年ごとに昇給していました。
週2でも、しっかり働いていれば評価されます。
Q6. 土日以外にも急に入ってほしいと言われたら、断っても大丈夫ですか?
A. はい、断っても大丈夫です。
あなたは「土日専属」で採用されているのですから、平日に入る義務はありません。
断り方
- 「申し訳ございませんが、平日は予定があるので難しいです」
- 「土日でお役に立てるよう頑張ります」
丁寧に断れば、店長も理解してくれます。
ただし、可能な範囲で協力する姿勢を見せると、評価が上がります。
「今回は無理ですが、来月なら1日だけ入れるかもしれません」
こうした言い方だと、店長も納得しやすいです。
有給休暇の記事でも触れていますが、自分の権利を守りつつ、できる範囲で協力する姿勢が大切です。
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私が店長として面接した際、「週2でも大丈夫ですか?」と聞かれたら、「もちろん!」と即答していました。
むしろ、土日に確実に入ってくれる人は貴重だったのです。